2018年4月4日水曜日

3ヶ月で区切る

リーンの影響から
ソフトウェア開発でA3(QCストーリー)を推進して3年が経ちました。

1年目は大惨敗でしたが、
ようやく作成させるコツが少しだけ見えてきました。

まずは、大きなポイントを3つほど紹介します。
ポイントは以下の3つです。

・3ヶ月で区切る
・パワポ9枚
・やった事を記載する

A3の記載内容についても、それぞれコツはありますが、
とっかかりとして、大きなポイントはこの3つかと思います。
記載内容のコツについては、次回以降で紹介します。

1)3ヶ月で区切る
 どんなに大きなテーマであっても必ず3ヶ月という期間で区切ります。
 A3を作成する単位はあくまで3ヶ月。これが最大のコツです。

大きなテーマを継続的に実施するのではなく、
 小さなテーマに分割して、3ヶ月毎単位で継続して実施していく感じです。 

 ソフトウェア開発だからなのか、受託だからなのか、原因はさておき、
 制御不可能な状況が変わってしまう事が多いので、
 3ヶ月くらいで区切るのが丁度良いです。

 3ヶ月単位で成果をまとめて「ふりかえる」のがポイントです。
 やった事ではなく、3ヶ月後の成果(状態)を「ふりかえる」のです。

2)パワポ9枚
 以下のタイトルでパワーポイント9スライドのひな形を作成します。
 ひな形を埋める形にします。
 プリンタの設定でA3に9枚印刷すると丁度良いです。

 1.表紙(テーマ)
 2.背景
 3.現状
 4.目標
 5.分析
 6.対策案
 7.選択案と実施計画
 8.結果
 9.フォローアップ

 分析でグラフなどがあるとスライドが1枚に収まらない場合もありますが、
 必要な事だけが簡潔にまとまっていればOKとしています。

3)やった事を記載する
 特に、最初の1回目は3ヶ月後に、3ヶ月間を「ふりかえる」かたちです。
 3ヶ月間の活動をまとめる感じでA3を作成します。

 3ヶ月前の事は比較的覚えているので思い出すのも楽です。
 3ヶ月間の成果をちょこちょこ残しておくのがポイントでもあるのですが、
 なにか残っていれば、それをキカッケに思い出す事が出来ます。

 そして、1回目でしっかりA3を作成するのがポイントです。
 ここでしっかりA3を作成すると、次の3ヶ月のA3作成は断然早くなります。
 そして、フォローアップの内容が次のA3へのインプットとなるので、
 これを繰り返していく事で、活動を実施しながらA3作成へと移行していきます。


という感じです。
次回は、記載内容について紹介します。

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